障害のある子の「親なきあと」
世田谷の行政書士・社労士である渡部伸先生が主宰されている「親なきあと」相談室のネットワークに、当事務所も加盟いたしました。
「親なきあと」相談室とは、障害のある子の親が、自らが死んだときや、老後にその子の面倒を見られなくなったときなどに備えて、様々な心配事の解決を一緒になって考える相談窓口を運営する専門家・団体のネットワークです。
ご家族の悩みもその相談先もさまざま
障害のある子の親が抱える悩みはさまざまです。
「自分の子どもは財産を管理できるのだろうか」
「安心して暮らせる場所があるのだろうか」
「お金に困ったりしないだろうか」
「どこかに子どもが相談しに行ける場所はないだろうか」
その解決方法として、遺言書を書いたり、成年後見制度の利用を検討したり、民事信託を利用したり、グループホームを探したりと、考えるべきことはたくさんあります。
ただ、それぞれの制度の窓口が分かれていて、どこに相談しに行ったらよいのか分かりにくいのが現状です。
「親なきあと」相談室の役割
そこで、「親なきあと」相談室では、ご家族のお話を伺って、障害のある子に応じてどのような窓口や専門家を頼ったらよいのか、一緒に考え、ご家族をサポートする活動を行っています。また同様の活動を行う相談室が緩やかにつながって、情報交換をしたりノウハウを共有したりしています。
「親なきあと」相談室に訪れたからといって、場合によっては直接の問題解決にならないかも知れません。それでも何らか解決の手掛かりを探すご家族の助けになるはず、と考え運営しております。
当事務所では初回相談(60分まで)は無料で承っております。
なお、当事務所では「『親あるあいだ』の準備」という名称で「親なきあと」相談室の業務を行っております。「親なきあと」だけでなく「親自身」もその人生を充実させるために支援が必要ですので、親自身も受けられる支援を幅広く考えていきたいという思いからそうしております。
お気軽にお問合せください。